3月2日 |
伊賀忍法。 |
いや、なんか昨日まで妙に忙しくてですね、 5日連続徹夜なんてことをしてました。 まあ徹夜と言っても眠さが限界になると椅子でウトウトくらいはするのですが。 人間けっこう何とかなるもんですね。 でね。 昨晩ようやく家に帰れて、 崩れ落ちるようにベッドに入ったのですが、 眠れないんですよ、それが。 あんなに待ち望んだベッド。 もう秒殺で落ちると思ってたのに、なかなか寝付けずごろんごろんしてたんです。 そして30分くらい経った頃・・・ 初体験・・・しちゃった★ぽっ ええ、金縛りってやつですよ。 朦朧としながらも頭は目覚めているにもかかわらず、 体が動かないんですよ。 まるで、体の上に誰かが乗って、悪意を持って押さえつけているかのような不快な感覚。 僕は基本的に横を向いて寝るので、目の前には壁しか見えません。 上を見ればきっと、怖い感じの奴が僕に馬乗りになっているんだ! 僕は怖くて必死で目を閉じました。 自由にならない体、漠然とした恐怖の中、 僕はこう思いました。 まあ、いいや。 別に寝るだけなんだから動かなくてもいいじゃん。 開き直ってからはすぐに心地よい眠りに落ちていきました。 しかし、 眠りに落ちる寸前、ほんの一瞬だけ一人の男の姿が脳裏をかすめました。 ギョロリとした目に青白い顔、手に刃物を握っているその男。 そして僕はこう思いました・・・ ハットリ君って、いろんな所に千円札隠し持ってたな・・・ ニンニン。 |
3月3日 |
夜も金メダル。 |
すみません。 タイトルまったく関係ないです。 なんかあまりに爆笑なニュースだったもので。 いや、たいへんですね、有名人って。 若干同情します まあ、そんなことはさておきですね、 ってもとくにネタとかもないんですが。 あーそうだ。 先日友人がひょっこり訪ねてきまして 「なあ、金貸してくれ」 「やだ」 「じゃあ、くれ」 「もっとやだ」 と言ったら 「じゃあしょうがないからドラクエ貸してくれ」 と言うから貸してやったのですが、 野郎ぜったい売り飛ばす気です。 やっとパンサー取ったのに。(購入2ヵ月) |
3月4日 |
ブライアン・ジョーンズの日記。 |
ブライアン・ジョーンズ。 “世界最強”のロックバンド 「ザ・ローリングストーンズ」の礎を作った天才。 ギターやピアノから、サックスやシタールまで あらゆる楽器を弾きこなした。 朝、手にしたブルースハープを 夕方には吹きこなしていた、という伝説もあまりに有名だ。 しかし、一足飛びでスターの階段を駆け上がり 一変してしまった環境に対応できず やがて酒やドラッグに溺れていく・・・ そして1969年7月3日深夜 自宅のプールにおいて、変わり果てた姿で発見される。 1969年7月5日、ロンドン、ハイドパーク。 ブライアンの追悼コンサートでは 10万匹のモンシロチョウが空に放され シェリーの詩が朗読された。 彼は死んだのではない 彼は眠ってはいない 彼は 人生という夢から 覚めたのだ その後の音楽全体のひとつの流れを作った 一人の天才ミュージシャン。 彼の死がもたらした悲しみは その美しい眺めと共に 永遠に人々の胸に刻まれた。 そして僕は思った。 ブライアンジョーンズと ブリジット・ジョーンズって似てるな、と。 |
3月5日 |
未来は僕らの手の中。 |
20年くらい前、教育テレビだかテレ東だかで “なんかぱっとしないふつうの小僧が タイムマシンに乗って色々な時代に行って色々学ぶ” って感じのアニメがありました。 いやアニメと実写の混合だったかな? 曖昧な記憶で申し訳ないのですが。 で、そのオープニングのテーマ曲がたしかこんなんでした。 ♪ティラノサウルスと〜キャッチボールをしようかな〜 それともテレビ電話で〜あの娘の顔にヒゲを書く〜♪ 後半の夢、小さいな。 まあ、そんなことはいいんです。 要するに何が言いたいかと言いますと “かつてはタイムマシンと同列に語られていたテレビ電話が 今では当たり前に存在する” ということです。 あの娘の顔にヒゲを書くことだって可能なんです。 書かないけど。 アインシュタインだか誰かも言っています。 『人間が想像できることは、すべて実現できる』 と。 そう。 透明人間になって女風呂に入ることだって ゲームの中の美女をその手で抱きしめることだって 人型アンドロイドに特別なお仕事をしてもらうことだって 全部、夢なんかじゃないんです。 いやね、別に変態っぷりをPRしたいわけでなくてさ。 某週刊誌の広告に載っていた「等身大ドール」利恵さん(仮名) の使用用途を考えていたら、ふと思ったんです。 技術というのは、欲望から進化していくものなんだな、と。 遠くに行きたい。 快適に暮らしたい。 もっと知りたい。 もっと気持ちよくなりたい。 そうして人間は、日々新たなことにチャレンジしていくのでしょう。 そして、その見果てぬ欲望の末、 利恵さん(仮名)が生まれたのはもはや必然だったのでしょう。 利恵さん(仮名) 凄ぇええええ! 超リアル!超リアル! 一瞬本気で悩んでしまいました。 家に帰るといつでもやさしく迎えてくれる利恵さん(仮名)。 人間関係のしがらみや裏切りなんかとも無縁です。 買った瞬間、家には誰も呼べなくなってしまいますが、 そんなことも、利恵さん(仮名)がいれば些細なことです。 会社であったことなどを話ながら、 今後の夢を語りながら・・・。 僕病んでますか? まあ、ここまで威風堂々とソファーに鎮座されても困る という方もおいででしょう。 ご心配なく。 新製品である利恵さん(仮名)の最大の特徴は、 パーツに分解できる点にあります。 これで、押入に入れることも 車のトランクに詰め込むことも 半透明のゴミ袋に入れて朝、こっそり捨てておくことも可能です。 業界に新風を巻き起こした画期的なドール、利恵さん(仮名)。 彼女がいればもう、恋人なんていりません。 密閉された部屋の中で、二人で愛を育みましょう。 さて、気になる彼女のお値段は? 36万8000円。 ・・・。 ・・・・・。 ・・・・・・。 僕はそのお金で旅に出ようと思いました。 |
3月7日 |
教会に行きたいの。 |
近所の板金工場で働くブラジル人とメンチ切り合いながら駅に向かうのが日課の僕ですが、 実は英語が話せたりします。ふふん。 と、ちょっと嫌な奴の感じを出して見た所で今日の話。 昼間、中目黒を歩いていると、 地図を片手に何やらおろおろしてる外国人のおっさんがいました。 うんうん、心細かろうね。 こんな異国の地で道に迷っちまったかい。 辛かろうね。 あまりに切なげな顔に負け、 僕はちょっと助けてあげようと思いました。 「Hi, Can I help?」 「オ〜、グラシアス!」 しまったー! グラシアスったら、あなたスペイン語じゃないすか。 いい気になってみすみす死地に飛びこんじまった。 ちなみに僕が知っているスペイン語はシャレで覚えた 「Esto es un no libro sino una iglesia」 (これは本ではありません、教会です) 「La madre de Jose era el padre」 (ホセのお母さんは、かつてお父さんでした) という実用性ゼロのフレーズだけです。 しかしおっさん何やらめっちゃ喋ってます。 なぜか満面の笑みで。 ごめんよ、おっさん。僕にはどうすることもできないんだ。 これで日本を嫌いにならないでおくれ。 と、諦めかけていた時、おっさんの言葉の中に 聞き慣れた言葉が聞こえました。 「・・・・・・イグレシア・・・・」 !!! イグレシアって、僕の知ってるダメセンテンスに入ってるじゃないか。 意味は・・・・教会! 「イグレシア?」 「スィ!スィ!バウティスト・イグレシア!」 「バウティスト?・・・バウティ・・バウ・・!・・バプテスト?」 「スィ!バプティスト・イグレシア!」 オー!なんたる偶然。 バプテスト教会なら代官山の方にあるじゃないの! というわけで、地図を書いてあげてるとおっさん 「グラシアス!グラシアス アミーゴ」 とニコニコしながら去っていきました。 いやそれにしても 日頃のバカさがこんなとこで役立つとは思わなんだ。 なんか複雑。 |
3月9日 |
冷やし中華、初めまして。 |
近所にわりとよく行く中華料理屋があるのですが、 そこの店員さんの愛想が圧倒的に悪いんです。 まだ日本語があまり上手ではないせいかも知れませんが。 “卵とキクラゲの炒め物定食”なんて 難解なメニューを頼もうものなら 「あ?」 と、ヤンキーばりの返事が返ってきます。 で、 今日その店に行ってみたら、壁に 「新メニュー!麻婆ラーメン」 って紙が貼ってあったんです。 そんな新商品があったら頼むじゃないですか、普通。 でね、僕も早速注文してみたんです。 「じゃあ、この麻婆ラーメンひとつ」 「・・・・チッ」 ねえ、今舌打ちしたよね? なになに?なんか悪いことしちゃった? と思って見てたら どうやらその麻婆ラーメン、作るのがかなりめんどくさいらしいのです。 なにしろ、「麻婆豆腐」と「ラーメン」という 二つのメニューを作る手間がかかるわけですから。 うん。それはわかった。 でもひとつ言わせてくれ。 「だったら作るな。」 明日は麻婆ラーメンと水餃子とかを注文してみようと思います。 ちょっと楽しみ☆ |
3月11日 |
伝説の男。 |
一部の方の人気を集める伝説のパン屋ことやすし君。 バカ界のリーサルウェポンである彼から、久しぶりに電話が来ました。 「もしもし」 「やあやすし君、どうしたの?」 「いや。ちょっと自慢みたいになっちゃうんだけど・・・」 「なに?」 「こないだね、海外旅行に行ってた女友達がね、お土産にチョコレートをくれたの。」 「へえ、ありきたりだね。」 「いやいや。チョコだよ?2月だよ?」 「うん。」 「これは、バレンタインチョコと解釈していいのじゃないだろうか?」 「ちなみに2月の何日にもらったの?」 「月末なんだけど。」 「ずいぶん広く解釈したね。」 「でも彼女は旅行に行ってたわけだから。」 「どれくらい行ってたの?」 「3泊5日。」 「ごめんよ、やすし君。これから僕は君に辛いことを伝えなくちゃならない」 「うん・・・」 「それはどう考えても『お土産』だね」 「そうかな、とは思ってた。」 「くじけるなよ。」 「でもね。そのチョコには新しいパンのヒントが隠されていたんだよ!」 「ヒント?」 「そう。僕は彼女がくれた『ブランデーボンボン』をヒントに新たなパンを生み出したんだ。その名も『ブランデーボンボンパン』を!」 「・・・・・色々と言いたいんだけど、とりあえず『ん』が多いね。」 「そうかな?」 「それにヒントと言いながら、なんかモロだしね。」 「でもおいしいよ。たぶん。」 「たぶん?味見してないの?」 「だってほら、俺お酒飲めないし。」 「・・・。じゃあもらったチョコはどうしたの?」 「おばあちゃんにあげた。」 「じゃあ、なんでパンに入れようと思ったの?」 「いや、なんかさ『ボンボンパン』っていう響きが・・・」 「やっぱりそこかぁー!」 相変わらずノリだけで新商品を生み出すパン屋のバカ。 でも。 「ブランデーボンボンパン」って声に出して言ってみると なんか、憎めない。 |
3月14日 |
フロンティア・スピリッツ。 |
スキージャンプってあるじゃないですか。 あれって最初はなんか、罪人に対する刑罰だったらしいですね。 そりゃあ、あんな急な斜面からスキーはかせて突き落とすわけですから、 極刑にも等しい恐怖や苦痛があったんしょうね。 でも、それが競技としてなりたってしまったってことは 罪人の中にめっちゃ上手く飛んじゃった奴がいたってことなんでしょうか。 官吏「よし、次はキサマの番だ」 罪人「やめてくれ!俺は無実だ!俺は知らないっ!」 官吏「往生際が悪い奴め。かまわん、やれ」 役人「はっ。」 罪人「やめろ〜!俺が悪かった!」 役人「うるさい!行けっ!」 罪人「うわぁああ、助けてくれぇえええぇぇぇぇぇぇぇぇ〜・・・・・・・」 みたいな。 以上、スノボでジャンプして体勢を崩し、 頭から落下しながら考えたことでした。 |
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