1月5日

世界、不思議、発見。

先日、飲みの席にて。
またまた懲りずに
「女性のグッとくる仕草」
の話題に相成りました。

大きい声では言えないのですが、僕は密かにグッとくる仕草、
まさにストライクゾーンがあります。


両手で持つ

はい、質問は? ない?そうでしょ。

たとえばカバン、たとえば傘。
両手でしおらしく持つ女性を想像して御覧なさい。
んもう、ぎゅっと絞め落としてやりたくなるでしょう!

たとえば寒い冬の日。
白い息を吐きながら、スターバックスのキャラメルラテ(ショート)を両手で持って、
ふうふう冷ましながら飲んでいる姿を想像して御覧なさい。
んもう、「いったいいくら欲しいんだい?」
と優しく問いかけたくなるじゃありませんか!(パトカーに押し込められながら)

まあ、そんな話で盛り上がったのですが、
ひとつだけ、たったひとつだけ、
女性に両手で持って欲しくないものがあるんです。
さあ、突然ですがここでクエスチョン。

「両手フェチの筆者でさえ思わず引く
両手で持って欲しくないある物とは
いったい何でしょうか?」




「ということなんですがっ、はいマコト君」

「それは、僕たちの身近にあるものですか?」

「ん〜、まあ人それぞれでしょうねぇ。ちなみにヒトシは柔道四段です。っはい、クロヤナギさん」

「それは普通は片手で使うと考えてよろしいんですの?」

「さあ、お考えくださ〜い。ちなみにスーパーヒトシ君って自分で言っちゃ悪ぃかコノヤロー。」







「さて、正解です。両手で持つと嫌なもの、それは〜・・・
















包丁でした〜。

普通に料理する分にはかわいらしさ満点の包丁も両手で持つとあっという間に凶器に早変わり!まごうことなき殺気を放出しまくるんですね〜」








たいしたネタじゃないのに引っ張ろうとするから こういうことになるんです。



1月7日

輝くボデーを。

かつての引き締まったセクシーボディも今は昔。
年末の忘年会で久々に再会した友人に口をそろて
「太った?」
と言われたまくりました。
語尾に「?」が付いている今はまだしも
この調子で行くと、来年は
「太ったね」

再来年は
「太ってるね」

3年後は
「誰?」

5年後には
「死ね、デブ」
と言われるに決まってます。

そんなわけで僕は決意しました。
ダイエットを。
さあ、全国のひまんじの皆さん。
僕と一緒にレッツダイエット!

ちなみに僕は昔ボクサーとして日々減量に励んでいたため
ダイエットに関しては自信がありげです。
しかもまじです。
今後、ことあるごとに試した方法と体重、体脂肪の減少について書いていこうと思いますので、お楽しみに。

ちなみに参考までに当時実践していた減量法を書いておきます。 興味がある人はお試しを。



7:30起床

8:00ロードランニング3km

9:00朝食(ウィダーinゼリー)

9:30授業

12:30昼食(うどんorそば。具なし、スープも飲んじゃダ・メだぞ☆)

16:00〜18:00ジムトレーニング

19:00 ロードランニング8km

20:00夕食(ウィダーinゼリー)

水は500mlのペットボトルを1日2本。
どうしてもお腹が減ったら氷をガリガリ食べます。








やめようかな。ダイエット。



1月9日

アジアの技術力。

韓国に行って来た友達にね、腕時計をもらったんです。

おお、これはR○LEXではありませんか。
すごいね、ありがとうこんな高価なものを。
ケースはビニール袋なんだ。
箱とかじゃないんだ、知らなかったよ。

と、喜んでいたのですがそのRO○EX、
かなりのハイペースで時を刻むのですよ。
やはり世界的なメーカーともなるとやることが違います。
どれくらいかと申しますと
1日に平均4〜5分くらい進むんです。アラ不思議。

「4〜5分くらいたいしたこと無い」と思ったあなた、
1日仮に4分とすると1ヵ月に2時間、
なんと1年後には丸1日早くなってしまうのですよ!

年の瀬押し迫る12月30日にひとりでゴンゴン鐘を打ったり
夏休みの登校日を間違えて、パラレルワールド気分を味わったり
彼女の誕生日を1日早く祝って破局を迎えたり
天皇誕生日にサンタの格好をして職務質問されたりと
その弊害ははかりしれません。

という話を友人に力説したら
「こまめに直せ」
という画期的な解決策を伝授されました。

その手があったか。



1月11日

教えて、おじいさん。

僕、シャイなんですね。
どれくらいかと申しますと、
天ぷら屋に行って“キス”を注文できず

「すみません、あの、この・・キ、キ・・イカください!

と、食べたくもないアオリイカを頼んでしまうくらいです。

そんな僕に与えられた試練なのでしょうか。
先日仕事で、うら若き女性3名を車に乗せて2時間ほど移動する、という事態が発生しました。
まあ、運転に集中してればいいか、と思ったのですが
その3人、とても気配りやさんのようで、
しきりに僕に話しかけてきます。

A子「・・・ってことがあったんですけど、どう思います、ddさん(←僕ね)?」
僕「うん、まあ、そういうこともあるよね」

B子「私このへん初めて来たぁ。なんか近くでいい店とかあります、ddさん?」
僕「まぁ、どこもけっこういいんじゃない。」

しまいには
C子「ddさんて、クールですよねー。」
僕「そうっスか。」
A子、B子「うんうん、シブい感じ〜」

と、勝手にキャラまで作られてしまう始末。


そして、道のりも半分くらい過ぎた頃、
どういう流れか忘れましたが「アルプスの少女ハイジ」
の話題になったんです。

A子「私ハイジ超好きだった〜」
B子「うんうん!」
C子「私も私も!めっちゃ見てた〜」
A子「あの子ヤギがかわいいよねぇ」
B子「うん。あれ名前なんて言うんだっけ?」
C子「あれ、なんだっけ?ど忘れ」
A子「ああ〜、すごい気になるぅ!なんだっけ〜?」
僕「・・・・・」













ユキちゃんだろうがっ!!!

しかし、クールだのシブいだの言われてしまった今となっては、そんなこと言えようはずもありません。
「山のおじいさんの家に引き取られたハイジが初めて心を開いた、山羊飼いペーターの家の子ヤギ」なんつう詳細情報なんてもってのほかです。

知りたくてもどかしい女性3人。
言いたくてもどかしい僕。
突如車の中に発生した究極のジレンマ。

コミュニケーションって大切だと思いました。



1月14日

涙の意味を知っている。

今でこそ涙もろくなり、
「ターミナル」の予告編だけで泣く
という離れ業までやってのける僕ですが、
やはり昔は“泣くことはみっともない”という意識もありました。
男の子ですもの。
今日はそんな話。

確か中学3年の秋のことでした。
ちょっとした問題を起こした僕は停学処分を言い渡されました。
しかし、そこは公立の中学。自宅謹慎なんてシャレたものではありません。
僕が受けた処分は、なんか会議室みたいなところに一人入れられ、朝からひたすら課題をやらされる、というものでした。
人がたくさんいるはずの学校で、ひとりきり。
遠くに聞こえる体育の号令や笛の音がことさら孤独感をあおりました。
スネた中坊だった僕は
「くさいものにはフタかよ。俺は一人で生きてくぜ」
などと息巻きながらも、やはり少し寂しかったものです。
ときおり見回りに来る先生はめんどくさそうに僕の様子をチェックし、ろくに話もしないで出て行きました。
時間の流れが、いつもより何倍も長く感じました。


ところで当時、僕の中学にはひとりだけ、僕のような、つまり停学になっちゃうような生徒にも、まるで同じように普通に接してくれる岡田先生という先生がいました。


給食の時間になり、その岡田先生が僕の給食を運んできてくれました。
しかし、岡田先生でさえほかの先生たちと同様、話もせずに給食を置くとそそくさと出て行ってしまったんです。

「しょせん教師なんてそんなもんだよ」

僕は自分のしたことを棚に上げて、諦めにも似た憤りを感じました。


ところが。
それからほどなく、
岡田先生が給食をもうひとつ持って現れると、あたりまえのように僕の隣に座って食べ始めたんです。
授業の話や課題の話など、まるでそれが当然のように僕に話しかけながら。


僕はそれが嬉しかったのか、悲しかったのか、寂しかったのか、 とにかく理由なんてわかりませんが、ただもう涙が止まりませんでした。
理解できないことさえもどうでもいいと思いました。

ただひとつだけ。
泣くという事は、やっぱりちょっとかっこ悪いけど、
泣ける相手がいる、ということは
それほど悪いことではないんじゃないかな、
と、心のどこかで感じていたのを覚えています。

昼休みになって友達や後輩が窓から僕の様子を覗きに来ても 僕の涙はまだ、止まりませんでした。

夕暮れの校庭に赤トンボがたくさん飛んでいました。
真っ赤に焼けた空には
ヒコウキ雲が一筋、延びていました。









ごめんなさい。最後の3行はウソです。



1月17日

ステイ・アライブ(生きろ)。

僕のマンションの前でバイクの事故がありました。
バイクは派手に壊れてたけど
どうやら運転手は怪我だけで済んだらしい。
よかったよかった。


と、そこでひとつ思い出した話があります。
もしかしたらちょっと怖い話かもなので
苦手な人は読まないほうがよろし。







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僕が高校生だった頃の話です。
当時僕はバイクに乗るのが好きで、 その冬の日も早朝からツーリングに出かけるところでした。

僕は信号のない一直線の道に差し掛かりました。
時刻は午前五時前、
夜明け前の道はまだ暗く
あたりには車一台走っていません。
その時僕の頭にふとある考えがひらめきました。

「目をつぶったらどうなるんだろう?」

バカです。完全にバカです。
僕が親なら張り倒してます。
でもそこは何十回と走り慣れた道。
道は一直線で、信号やわき道はもちろん、店や駐車場もありません。

冬の風に打たれて、肌の感覚はとっくにマヒしています。
エンジン音と風を切る音で耳も聞こえません。
これで目をつぶったら、
きっと今までにない世界が見えるはず。
そのバカはそう考えました。
そして思い切って目をつぶってみました。

どれくらい時間がたったのでしょう。
おそらく十数秒だと思いますが、ほんの数秒だったのかも知れません。
ふと僕は自分が花畑の中にいるような気分になりました。

あ、ひかないで。
別にウワサの臨死体験ってわけじゃないんです。
おばあちゃんも呼んでませんでした。
僕が花畑だと思ったのは、
その時突然、鮮烈な花の匂いがしたからでした。
僕は
「あれ?」
と思って目を開きました。

するとどうでしょう。
目の前数メートルの所に
駐車された工事用車両があるじゃありませんか!

あぶねー。
花の匂いがなければ確実に突っ込んでました。
よかったよかった。

しかしあれだけ強烈な匂い、
きっと大きな花畑があるに違いありません。
僕はお花さんに一言お礼を言おうと(ロマンチック!)
バイクを止めて歩いて戻ってみました。
しかし、しばらく歩いても一向にお花畑は見えてきません。
はておかしいな。
僕は疑問に思いながら来た道を戻り始めました。

その時、
道路の端に置かれた花束が目に留まりました。
そう。
そこで事故があって、誰かが供えていった花束です。
しかし、近くまで来ても匂いは感じられません。
僕は思い切って花束に顔を近づけてみました。

・・・それは間違うことなくさっき僕が嗅いだ
さっき僕を助けてくれたあの花の匂いでした。

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というちょっと怖くて、やさしい話でした。
後に僕は大学で心理学などを学びました。
その出来事を論理的に解釈すると
“他の感覚が遮断されたことにより、 一時的に嗅覚が鋭敏になった”
ということらしい。
まあ、そう言われればそうなんだけどさ。

僕は基本的に超常現象とか死後の世界の類は信じていません。怖いし。

あの時は誰かが僕を助けてくれたのでしょうか。
誰かが僕に「生き残れ」と言ってくれたのでしょうか。

皆様どうお考えですか?

という文をこんな時間に書いてたら怖くなってきました。
誰かトイレ付き合って下さい。



1月18日

ごくろうさん。

三春の滝桜の枝が折れてしまったそうですね。(→参考) 推定樹齢1000年、国の天然記念物にも指定されているしだれ桜。
大きく両手を広げたような巨木から、滝のようにしなだれ落ちる無数の枝。
春先に見せるその美しさは正に見事、の一言です。

僕は、今までに2度、滝桜を見に行ったことがあります。


一度目は、春でした。
その圧倒的な大きさ、美しさに呆然としたのを覚えています。
人は本当に素晴らしいものに出会うと、感動より先に、 まるで恐怖のような驚きにおそわれるのかもしれません。
そして、我に返ると、涙が出るほどの感動の渦が押し寄せました。
説明するのは難しいけれど、「妖艶」という言葉をおもいおこさせるような、不思議な色香と存在感でした。
“桜が美しいのは、根本に死体が埋まっていて、その養分で育つから”
という伝承が、やけにリアルに感じられました。
次々にやって来ては感嘆の声を上げる大勢の観光客の中で、僕はいつまでも、桜を眺めていました。


つぎに訪れたのは、晩秋でした。
春先の賑わいがウソのように、ひっそりと静まりかえった丘。
周辺の木々もすっかり葉を落とし、冬の訪れに向けて歯を食いしばっているようでした。

そして、そんな中に滝桜がありました。
花も葉もなく、立ちすくむ姿。
体中の至る所をコンクリートで補強され、死ぬことも許されず。
僕は、十字架にかけられたキリストの姿を思いました。
春の艶やかな姿とのギャップがあったからなのでしょうか。
「もう、眠らせて」
と、泣いているように見えました。


「・・・三春町では、早急に文化庁に連絡を取り、防腐、補強等の処置を施すことを・・・」


滝桜が訪れる大勢の人の目を楽しませ、三春の人々にとって、無くてはならない物だというのはわかります。
が、ひとつの、本当に身勝手な一意見として
もうそろそろ休ませてあげることはできないでしょうか。

ごくろうさん、今までありがとう、って。



1月20日

ミュージック・イン・ライフ。

サックスをね、買ったんです。
「スイング・ガール」に影響されて。
ムダに行動力のあるバカは早速スクールにも入りました。


が、
まったく練習になりません。
先生(たぶん音大生)が可愛すぎるんです。
しかも素肌にVネックのニットとか着てやがんの。
おい、かがむなよ。目のやり場に困るじゃないか。
さてはあれだな。
悪女だな。
だって
「楽器に触れる時は、やさしく女性の体に触れるように」
とか平気で言うんだぜ。
Vネックで。

「先生、もうたまりませーん!」
いかんいかん。
危うくだまされるとこだった。
すました顔して純情な僕をたぶらかそうとしてるな。
それで僕を手玉に取る気だ。
その手には乗るか。
もう何言われても聞くものか。
ん、なんか言ってるな。


「次レッスン入ってないから、もう少し練習していきますか?」
「は〜い☆」


音楽の道は険しい。



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