2005.9.30 切実な問題。








な?


何のことだかわからないっしょ?
ってことは、こう見えちゃった僕はおかしくなんかない。
断じてたまってなんかいない。
そうだ、社会が悪いんだ。
さあ、みんな立ち上がろう。

あ、そっちじゃなくて。立ち上がるのは。
なんて下品なことを言ってみた。


ちなみに正しくはこちら。





けっ。


なにが下半期の恋愛運ですか。
興味ねえっつーの。
そんな長いスパンの話よりも
今日明日の下半身の恋愛運のが重要だっての。
死活問題だっつーの。
オークションに【中古品(未使用)】とか書けそうだっての。

「誰か助けてください!」

ってこっちのセリフだっての。
でもちょっと感動したっての。

まあ文句ばっかいっててもしょうがないので
「下半身の恋愛運」占いを作ってみました。
おひまな人はどうぞ。


「下半身の恋愛運」



2005.10.3 「Yahoo!」は「雅虎」。



先週土曜に茨城県は土浦で行われた花火大会に行ってまいりまして。

え、誰と行ったかって?
やだなー、そんな野暮なこと聞かないでよ。
彼女?
違うよ。
ううん、ほんとに。
照れてなんてないったら。
もう、ほんとだってば〜。
いやいやウソじゃなくて。
ほんとのほん・・・


ひとりだよ

仕事だよ

わりーかよ(泣)


というわけで今日は花火ではなく、中国語の話です。

日系じゃない飛行機の中で映画を見ると、字幕が中国語で出たりするわけですが。まあ言っても漢字なので、なんとなく意味がわかったりするんですね。
と油断していると時々ぜんぜん違ったりするのですが。

ちなみに「妻」は「愛人」。
「私は妻に伝える」は
「我告訴愛人」。

なんかえらいことになってますね。

でも日本人にとっては比較的親しみやすい言語ではありますよね。ここまでOKですか?


でね、ここからが問題なのですが。
中国語には日本語で言う「カタカナ」がないわけです。
カタカナは便利なもので、外国語でも新語でも耳に聞こえたままを表記できちゃうわけじゃないですか。
でも中国語はそれができないの。
で、どうするかっていうとやっぱり漢字にしちゃうわけね。
名詞だろうと地名だろうと人名だろうとおかまいなしに漢字にしちゃうわけ。

昔「X−MEN」という映画を見てたら、映画の中に嵐を自在に操る「ストーム」という女性が出てくるのだけど、その人の名前が「暴風女」

お前はあれか。癇癪持ちの母ちゃんか、と。
感情移入できないこと甚だしい。


でね。この前は「Mr.&Mrsスミス」をみてたのですが。
同作はブラット・ピット&アンジェリーナ・ジョリーのセクシーアクションが話題の新作映画。
で、アンジェリーナ・ジョリー(役名はジェーン)の名前がね。


珍。


セクシー衣装で画面狭しと駆け回る、珍。
豊満なボディを惜しげもなくさらす、珍。

「I love you・・・・・Jane」

「我愛你・・・・・珍」


もうね。
感動させたいのか笑わせたいのかはっきりして欲しい。


で、あまりの面白さにこのへんを調べてみると。
出てくる出てくる。
キュリー(夫人)は「居里」。
「キョリー」ってことかな?
アラーの神様は「阿拉」。
拉致の「拉」だよね、それ。
マイケル・ジョーダンは「邁克爾喬丹」。
「マイカッル・キョータン」。んー、苦しい。
ワーグナーは「瓦格納」。
もはや人の名前じゃない。

あとは名前じゃないけど、機械系のものがことごとく「机」なのもかなりおもろかった。

テレビは「電子机」。
ワープロは「文字処理机」。
ならまだしも、飛行機は「飛机」。
もう否応無くこういうの↓想像しちゃうよね。





うん、中国語おもしろい。
現在世界中で最も話されている言語が中国語なんですってね。
まあそりゃ人口多いからな、ってのはあるけども
これを機に勉強してみるのも悪くないかも。


そこで本日の最後に、「中国名ジェネレータ」です。

名前とデータを入力するとあなたの名前が中国語に。
ちなみに僕(本名)は

「沈 寧坦」

やっぱりチンなのね。
みなさんも、ぜひ。



2005.10.4 異論反論オブジェクション。



本日は「おっぱい揉ませてくれ」というお願いに快く応じてくれた友人K(男・デブ)がいらしておりますので、対談形式でお送りします。


【出席者】
名前:僕
T/W:175cm/62kg
好きな食べ物:乳酸菌

名前:K
T/W:181cm/100kg
好きな食べ物:脂身


【議題】
「おっぱいについて」


僕「というわけで始まりました白熱のディスカッション」

K「桃鉄やりながらでいい?」

僕「いいよ」

K「ありがと」

僕「どういたしまして」

K「・・・・・」

僕「・・・・・」

K「・・・・・」

僕「・・・急行カード使いなよ」

K「いや、まだ勝負どきじゃない」

僕「・・・・・」

K「・・・・・」

僕「・・・・・」

K「・・・・・」

僕「楽しい?」

K「そこそこ」

僕「・・・・・」

K「・・・・・」

K「俺ね」

僕「うん」

K「このサイコロね、目押しできるの」

僕「へえ」

K「次6出すね」

僕「うん」

K「・・・・・」

僕「2じゃん」

K「失敗した」

僕「・・・・・」

K「うまくいく時もあるんだよ」

僕「どれくらいの確率?」

K「10回に1回くらい」

僕「それむしろ低くない?」

K「そうかな」

僕「そうだよ」

K「・・・・・」

僕「・・・・・」

K「・・・・・」

僕「ねえ」

K「ん?」

僕「ディスカッションは?」

K「ああ」


というわけで議論も熱を帯びてまいりました。
ところで僕は今、パソコンのメモ帳に会話をリアルタイムで打ち込んでいるのですが、我が家はテレビとパソコンが反対側の壁に向かって設置されておりまして。

[テレビ]←●(K君) 〈テーブル〉 (僕)●→[パソコン]

という状況でね。つまり互いに背中を向けているわけで。
議論をするにはこれ以上ないくらい不適切な状態というか。
これ打ってる間もK君一言も喋らないし。
現在10月5日12時20分。まあ深夜ですわ。

でね、そもそもなんでこの議題かと申しますとね。
さっき飲んでたときK君が「おっぱいは小さいほうがいい」なんて言い出すものだから。
ちょっと待てよ、と。
おっぱいいらないってことは、女性に対する冒涜じゃないのか、と。
まあ、K君は軽いグラビアアイドルくらいのおっぱいの持ち主だからいらないのかも知れない。
でもね!
おっぱいはそんな即物的なものじゃなくて。
男の安らぎというか。
癒しというか。
なんというか。
言い知れぬ魅力に満ちているのではないだろうか。
そんな説明しがたい思いをなんとか説明してやろうと
このディスカッションを思い立ったわけですが




「って寝るなこのデブ!」




失礼しました。
そう、それでね。
僕のこのおっぱいを愛するあくなき思いをだね
ぶちまけることによってだね
おっぱいの魅力を知らないひとりの悲しい男の道をね
僕がこれひとつ正してやろうじゃないかと。
そういう気持ちだったのですが。
僕のTシャツを着たデブのはちきれんばかりの胸元を見るにつけ
今日はこれでもいいかな、なんて
ほんの少しだけ思ってしまった僕に
誰か愛をください。




2005.10.7 得ろ、美。



しかしなんですか、この前の日記は。
いい年しておっぱいおっぱいって。
もう酔って書くもんじゃないっすね。
まあ酔ったときのが本音なのですが。

というわけで前回の反省を踏まえまして
今回はAVの話をします(反省なし)。

いや。
ここはあえてエロビと呼ぼうか。
パスタじゃなくてスパゲッティ。
カフェオレじゃなくてコーヒー牛乳。
AVじゃなくてエロビでしょうがこのバカチンがっ!

すまないな。
ちょっと熱くなっちまったようだ。
だがな、セニョリータ。
これだけは覚えておけ。


「“エロビを見ない”なんて男は信用するな。」


でね。
まあご存知の方も多いと思いますがね。
最近のそういった女優さんたちって もう異常にレベル高いんですよね。
もうグラビアアイドル顔負けというか。
なんならパッケージだけでいけちゃいそうだもの。
あ、いや、いけちゃうってそういう意味じゃなくて
つまりその、まあ、結構いいんじゃないのってことで。


でようやく本題なのですが。
僕の友人(女)の友達がね、そういった女優さんらしくて。
かねてから会わせろ会わせろと脅迫すれすれで迫っていたのがね ついに明日(土曜)に実現することになったんですのよ。

で、そこまでメジャーじゃない人ですが、単体モノにも普通に出演するような人でね。


予習、するじゃないですか。


で、早速昨夜TSUTAYAに足を運んだのですが見つからず、
近所のレンタル屋も数件回ってもなくてね。

仕方なくネットに詳しい友人に今朝方 その女優さんの動画を探しといてくれるよう依頼しておいたんです。
そんで、先ほど帰り際にその友人の家に寄って
「1本だけ落とせた」という朗報とともに1枚のDVD-Rを受け取って 帰って来たんです。
んで、部屋に着くなりそいつをセットして見てみると・・・


ぐはぁっ!


あきらかに油断していました。
タイトルの後、突然始まるカラミ。
そこには、

モザイクが、ねーじゃねーかよぅ

そもそも僕はあのモザイクが意外と好きだったりします。
見えそうで見えない飢餓感。
見えないからこそかき立てられる妄想。

それが、あんなジャンボフランクをぱっくんちょだったり
変な穴に変な棒を出し入れしてみたりという痴態の数々。
ってなんかみたことない道具出てきたー!
うわー目隠しされてるー!
きゃあ放尿プレイ!


というわけで
軽い予習のつもりが彼女のことを知り尽くしてしまいました。
果たして彼女と会って僕は平静を保てるのでしょうか。
結論は週明けの日記にて。
乞うご期待!

では、僕はこれからもう少し予習をするんで。
キャッ★



2005.10.11 AV女優と飲みに行こう(後編)。



今日は、先週宣言したAV女優さんとの飲み会のお話です。
まずはことの経緯をおさらいしておきましょうかね。

友達の友達がAV女優(「元」だそうです)ということで、無理を言って会わせてもうらうことになった先週土曜。
それに先立ちまして勉強熱心な僕は「予習」と称して彼女の出演作を見たのでした。

ところが、ネットマニアの友人が手に入れてくれたその映像は「予習」には少々ハードな内容。
モザイクはねーわ、手錠とかしちゃうわ、おしっことかしちゃうわで、文字通り彼女の全てがわかってしまう1時間50分だったわけです。
テレビの中で痴態をさらしていた彼女を前に、果たして平常心を保つことができるのでしょうか?

高まる期待に胸とかを膨らませつつ、僕は神楽坂へ向かいました。


友人に電話をするともう到着しているとのことなので、直接店へ。
店員さんに連れられ、4人用の個室に向かいますと。

うわぁ!画面の中のあの子が目の前に!
ってか、むちゃくちゃかわいいです。
しかも昨日その子のあんな姿やこんな姿を見てしまってるものですからもうこっちはビンビンですよ。
心が。


で、僕の友人とその女優さん(仮にSさんとします)が向かい合って座ってるものですから、まあ、当然のように僕はSさんの横に座るわけですよ。
よく向かい合って座るより隣に座る方が親密度が増す、とか言いますしね。
で、まあとりあえず自己紹介あたりから始めますと。

S「大沢たかおに似てるね」

お嬢さん、好きなものを食べなさい。

さすが、経験豊富。人生をわかっていらっしゃる。
さっそく気をよくした僕は、他愛もない世間話など盛り上げ役に回ります。




約1時間経過。




僕「そうだよね、阪神ファンは複雑だよねぇ・・・」

いかん。
もっと本質に触れた話をせねば。

Sさんは自分の仕事を隠している風ではありませんが、すでに引退したAV女優さんって 過去の話に触れられるのを嫌いそうな気がしますよね。
しかしこのまま普通に会話をしていては僕の予習の意味がありません。
なにせ今回の目的は

「“同席している奴に痴態を見られた”ことを知り、恥辱に震える元AV女優」

というそれだけでAVみたいな状況を楽しんでやろう、ということなのですから。
みなさま僕がわりと変態であることを改めてご確認いただけましたでしょうか。

で、まあ埒があかないので、思い切って切り出してみました。

僕「ところで実は昨日、Sちゃんのビデオ見てきたんだけどさ」


ふふふ、おじさんはね、君のすべてを見ちゃったんだよ。
さあ恥じらいなさい。

S「ほんと?ありがとー」



軽っ。



もっとあるでしょうに。
「えっ!(絶句)」とか、頬を染めてうつむく、とか。
そういうのを期待してましたのに!
Sちゃん余裕で膨らましにかかります。

S「何見てくれたの?」

僕「○○○(タイトル)ってやつ」

S「ああ、けっこう前のやつだ。面白かった?」

僕「うん、まあ、その・・・」

なんか僕の方が頬を染めてうつむいてしまいます。
なんとか反撃に移らねば。

僕「あれってホントに感じてるの?」

S「うん。相手もプロだからね。でも声とかはけっこう作ってるかも」

僕「ああ、確かに私生活であんな声出さないよね」

S「でも私意外と出ちゃう方かも。ふふ」

僕「そうなの?」

S「うん、一回居酒屋のトイレでやった時なんか外に人だかりができてて・・・」

ちょっと待てぇーい!
お前どんだけアグレッシブなんだ?

僕「居酒屋でやったの?」

S「すごい昔だよ。でも私酔うとけっこうしたくなるタイプで・・・」



酒持ってこーい!

じゃんじゃん持ってこーい!



約2時間経過。




いい感じに酒も入ってきた僕の変態質問プレイは続きます。

「じゃあプライベートでもけっこう経験豊富なの?」
「普段はけっこう尽くす方?」
「あなたにとってセックスとは?」

もうこうなってくるとAVの導入部のインタビューです。
見かねた友人が助け舟を出しました。

友人「でもSちゃん意外とマジメだよね〜」


てめえはすっこんでろ!


S「なによ“意外と”って〜(笑)」

友人「料理とかもうまいしね」


友人ナイスパス!

僕「へえ、じゃあさ。今度料理食べに行っていい?」

S「いいよ。ぜひぜひ」



いやしかし。
かわいくて、エロくて、料理上手。
もう今年度の新人王はいただきだね。
今夜は僕が君を料理しちゃおうかな〜。きゃきゃきゃ。

と、楽しい時間は続きまして。
次の予定を考えあぐねていると。

S「最近ダーツとかはまってて・・・」

かかった!
ダーツといえば僕の得意分野。

友人「この人ダーツうまいよ」

友人ナイスアシスト!

S「ホント?教えて!」

僕「じゃあ今から行ってみる?」

というわけでダーツバーへ移動。
心の中で友人に帰れコールを送るもしっかり彼女もついてきます。
くそぅ。空気の読めないやつめ。
まあいい。まだチャンスはあるはずだ。


・・・・・


僕「もっと前足のかかとに体重をかけて、肘を固定して・・・」

余裕で触ってます、体。
もうね、裁判になったら勝ち目がないくらい。

僕「そうそう。で、もうちょっとあご引いて」

でもSちゃんも僕がうまいと思ってるものだから素直に言うこと聞いてます。

S「スコアどれくらい?」

僕「カウントアップならまあ800点くらいかな」

S「すごーい」

なんてもう尊敬の目ですよ。

僕「じゃあ、ちょっとやってみるね」





ピロロローン

スコア「251点」



S「・・・・」

僕「・・・・」

そんな目で僕をみないでください。
言い訳をさせてもらえば、マイダーツで慣れてるものだから
店にあるハウスダーツでは軽すぎで狙いが定まらなくてね。
それにだいぶお酒も入ってるしね。

S「でもけっこう狙ったとこ行ってたよね〜」

フォローされてるー!
かっこ悪い。かっこ悪すぎる。
251点なんて初めてダーツをやった人でも出せるひどいスコアなのね。
このまま終わるわけにはいかない!

僕「よし、このダーツにも慣れてきたから次本気ね」





ピロロローン

スコア「195点」

下がってるし!
100点台とかありえないし。
ちなみにこれ、ボーリングで言うと「50」とかってのと同じようなスコア。
3回コールド11対0みたいな。
Sちゃん470点とか出してるし。
友人も400点越えてるし。

S「飲みすぎなんだよ〜」

と、フォローを忘れないSちゃん。

ああ、ええ娘や。ほんとにええ娘や。

というわけですっかり意気消沈した僕。
その後もビリヤードで負け、カラオケの点数勝負で負けと散々な目にあったのでした。


あとSちゃんが話しをしながら「やだぁもう〜!(笑)」と肩や腿をタッチしてくる度に
ひそかにビンビンになっていたものでした。
心が。

というわけで朝まで結局3人で。
楽しい週末はあっというまに過ぎていきました。




最後になりますが。
職業に貴賎なし、なんていいながら実際僕はAV女優という職業に偏見を持ち、
「お金のために体を売る軽い人」のような見方をしていたのかもしれません。
しかし実際にお会いしたSちゃんは、よく気がつき聞き上手で礼儀正しく、心の優しい女の子でした。

男の子にとっての必需品といっても過言ではないアダルトビデオ。
それは世の中になくてはならないものであり、そこに携わる人々は立派なプロとして 自らの職業に誇りを持っているのでありました。

Sちゃんは貯めたお金で留学して、演技を勉強したいと言っていました。
その素晴らしい夢に向かって、まっすぐと胸を張って歩いていました。
僕は彼女が、とても素敵な人だと思いました。



帰ってからもう一回彼女のビデオ見たらめっちゃ興奮しました。


2005.10.12 涙くん、さよなら。



しょげないでよBABY〜♪


って殺す気か!



まあのっけから意味不明かとは思うのですがね。
あれですよ。「はじめてのおつかい」。4CHのやつ。
月曜にやってたんですけどもうね、あれ、やばい。号泣。
大げさじゃなく涙でテレビがみえないくらい。

乙葉が出てるってんで、ひとつおっぱいでも拝んでやろうか
コンニャロウくらいの勢いで見てたんですけどね。
もう、乙葉どころじゃなくなってたから。
あいかわらず「乙葉」は一発変換なわけですけど。

で、あまりに豪快に泣いてしまいましてね。
男たるものこれでいいのか、と。
男の人生、涙は3回までというじゃないか、と。

それでね。
はて、前回涙を流したのはいつのことだったか、
人生で最初の涙はいつのことだったか、と
人生を振り返ってみましたら。

先日、風呂上りに着るものがなくてノーパンでジーンズをはいたら
でしゃばりなアンチクショウを挟んでしまった時だと
思い至りまして、
また涙が溢れてきました(3回目)。




2005.10.14 ハロウィン。


いやね、僕だっていい大人ですからね。
クリスマスなんかに関して今更ガタガタ言うつもりはありませんよ。仏教徒だろ、とかさ。
そう。もういいの、クリスマスは。

でもさ。

ハロウィンってちょっと無理してね?
正直よくわかってなくね?
ニュアンスだけで盛り上がってね?

まあ普通に生きてる分にはあまり関係ないのですが 何かの間違いでソニープラザとかに足を踏み込んでみたらどうでしょう!
もうハロウィン一色ですよ。
なぜにそこまでハロウィン普及に励むのか。
なんか「ハロウィン振興協会」あたりから補助金出てんじゃねーの、ってくらい強力プッシュですよ。

そこで。
皆様におかれましては、やっぱりちょっとくらい予備知識があった方がよいのでは、と思いまして。
僭越ながら僕がここでハロウィンの基礎知識を解説させていただきたいと、こう思っている次第でございます。
しばしおつきあいを。




で、まあお察しの通り、ハロウィンはキリスト教の行事でして、 「キリスト教諸聖人の日」の前晩(イヴ)のことです。
古くはケルト人の収穫感謝祭であり、この晩には 死者の霊が家族の元に舞い戻る、と考えられていました。
日本で言うところの「お盆」とよく似た考え方ですね。
なおさらハロウィンを祝う必要性に疑問を感じ始めます。

ところでソニプラやネズミ王国の必死の努力にも関わらず クリスマスやバレンタインデーと比べるとそれほど深く浸透していないハロウィン。
日本での歴史は浅いのかと思いきや、意外にもその歴史は古く、 16世紀のキリスト教伝来とほぼ同時期に日本に伝わったものと考えられています。
16世紀末の宗教文化を記録した書物にも

「南瓜に洞穿ちて行灯とせしめたり」

という「ジャック・オー・ランタン」に関する一文が出てきます。


その後、時代とともにハロウィンは広く普及し、江戸時代には民衆の間にまで広がって行きました。
江戸時代末期の町人の歌を集めた「元禄大衆拾遺歌集」にはこんな和歌も収められています。




天高し

黄金色たる秋の野を

童駆けゆくトゥリック・オゥア・トゥリィートゥ
(発音良く)




はーい。うそでーす!
ぷぷぷっ。

なんだっけ?
あ、ハロウィンね。

全然知りません。
ぷぷぷっ。




2005.10.18 感動の伝え方。


先日、千葉県柏市にて公演中の「木下大サーカス」を見てきました。103年もの歴史の中で、常に極限に挑み続け人々に驚きと感動を与え続けた同サーカス。僕もまさにプロフェッショナルといえる技の数々に、呼吸をするのさえ忘れてしまうほど魅入られてしまいました。

ところで、色々な出し物なんかの舞台裏で
「自分自身が楽しむつもりで・・・」とか
「自分が楽しまなきゃ、客を楽しませられない・・・」
なんて言葉を耳にしたりしますよね。
確かに一理あるかもしれません。また、高校の文化祭の出し物くらいならそれもいいかも知れません。

ただ、「プロ」として、観客からお金を受け取って何かをする人々なら、その考えは少し甘いのではないか、と考えずにはいられません。
たとえば、車を作って売る人は、作る過程を楽しむでしょうか。
作ったものが売れること、思い通りの商品が作れること、お客さんが満足してくれることなどに「充実感」はあることでしょう。 が、過程そのものは楽しむというよりもむしろ苦労の方が多いほどのものでしょう。それがプロ、というものです。

そしてサーカスの人々はその点で間違いなくプロフェッショナルでした。
一挙手一投足、表情や間に至るまで全て計算されつくされたステージ。危険と隣り合わせに繰り広げられる美技。そして、血のにじむほどの日々の努力と鍛錬。
そこに「楽しむ」なんて感情の入り込む余地はなさそうです。 もちろん客の拍手を受ける快感、大技を成功させる達成感はあるでしょう。しかしそれらはすべて観客を楽しませるため。その瞬間彼らは完全な商品であり、まごうことないプロフェッショナルでした。

とくに僕が好きなだったのは猛獣ショーでした。
ライオンやトラなどの猛獣を鞭一本で自在に操る美女。
一歩間違えれば命の危険さえある檻の中で緊迫感溢れる技が繰り広げられます。調教師の体すれすれをのそりと歩く巨体のトラ。
なんと素晴らしいショーでしょう。
なんという感動でしょう。
ああ、じれったい。言葉とは、なんて曖昧なものなのでしょう。
“素晴らしい”なんて言葉だけでは、僕のこの気持ちを表現することはできそうもありません。
なんとかこの感動を皆様に伝えることはできないものか?
ライオンの、トラの恐ろしさを
ステージ上の緊張感を。
なんとか形にできないものか。

はっ。
そうだ、絵だ!
絵を描けばいいんだ!








にゃー。


ああ、逆効果だ。
こうして僕は人の信頼を失っていくのですね。

だが、しかし。
木下大サーカスの素晴らしさは本当なんです。
みなさまも機会があったらぜひ行ってみて下さい。
大迫力の猛獣ショーですから!



にゃー。




2005.10.19 チキンの代償。


「何が起こっても気にするな」

少し芝居がかった口調でジョーイは言った。
リタは悪い予感を押し隠すように何食わぬ口調で問う。

「それは神の意思、だから?」

夕暮れの407号室。
リビングにはヒステリックなほどの西日が差し
部屋をやけに鮮やかなオレンジに染めている。
ジョーイはいつもの、ジョークを言う前の少し照れたような笑いを浮かべて、こう付け加えた。

「俺の、意思だ」



ジョーイが出て行ったあとのオレンジ色の部屋の中、 リタは二人のやり取りを反芻する。
最愛の人と交わした会話。
長い長い時間を過ごした二人の、おそらく最後の会話。

彼は自分の意思で、その道を選んだ。
「死」という概念がすぐそばにある戦場へ
自分の意思で出かけていったのだ。

きっと永遠に悔やむだろう。
泣き喚いてでも彼を引き止めなかったことを
死ぬまでずっと悔やみ続けるだろう。

でもそれでいい。
たとえ後悔でも、彼の記憶が消えてしまうよりは。
死ぬまで悩み続けることは、死ぬまで彼とあり続けること。

だから目に焼き付けておこう。
彼の顔を、彼の体を、彼の笑い方を。
彼と過ごした部屋を、彼と歩いた町を、彼が出て行ったドアを。

リタは一人きりになった部屋で泣くことさえも忘れて、
ジョーイ手を振って出て行ったドアを
ただ黙って見つめていた・・・









ガチャ

「やっべ、携帯忘れた」


===



みたいな。

なんつーの。戻るに戻れない空気ってあるじゃない?
「っておい!」って感じの。

月曜日に仕事で某事務所に打ち合わせに出かけましてね。
で、終わって帰るときにね、なんか先方がお土産にどうぞ なんてお茶菓子とかくれちゃいまして。
で、受付の人とか打ち合わせ関係ない人までみんな立ち上がっちゃって、なんか事務所の人総動員みたいな感じで見送られちゃったんですよ。
俺は招集受けた特攻隊員か、と。
で、まあそうやって熱烈に見送られるってのもめったにないもんで、こっちもまあまあいい気分ででていくわけじゃないですか。
「お国のために散ってまいります!」みたいな気分になるじゃないですか。
それでね、そのくどいほどのお別れの挨拶をなんとか済ませて外に出てみたらね。




傘、忘れてきちゃった。



いや、傘はビニール傘だしね別に惜しくもないんですよ。
ってか今あそこに戻るくらいならipod忘れてきてもあきらめられる。
でもね、なんか雨がね、もうめっさ降ってるんですよ。
近所にコンビニも見当たらないし。
で、次にもうひとつ会議が入ってましてね。
さすがにずぶ濡れでいくのも気がひけるでしょ?
どこまでワイルドなんだ、と。
ただでさえいい男なのに、ずぶ濡れだったらもう男性陣の反感買いまくりじゃないですか。
僕なんか間違ったこといいましたか。
というわけで。

タクシー呼びました。




[本日のチキンの代価]
タクシー配車  2200円
ビニール傘   399円


20代も後半に差し掛かりながら、私貯金がございません




2005.10.20 ありふれた会話。


いい年をした大人2名の会話。
深夜の居酒屋にて。



「なあ」

「ん?」

「コンビニでさ、もう年賀状受け付けしてた」

「ああ、あれ早いんだよねけっこう」

「来年って、なにどし?」

「んーと。ねー、うし、とら、うー、たつ、うー、さる、うー・・・」

「“うー”多くない?」

「そう?」

「うん、なんか後半ツービートみたくなってた」

「メロコア?」

「メロコア」

「で、なにどし?」

「“うー”なんじゃない、確率的に」

「うん。“うー”ってなに?」

「“うー”ったらアレだよ」

「なに?」

「ウナギ」

「そんなファンキーな干支あったっけ?」

「ないかな?」

「ないよ」

「・・・あ!アレだ。ウコッケイ!」

「それは酉に含んじゃっていいと思う」

「そうかー。うー・・・う・・・う!そうだ“う”だよ!鵜!」

「まず酉から離れよう」

「違うかー。そうだな。ヒントは?」

「ううん、クイズ形式じゃなくて。わからないから聞いてるの」

「難しいなぁ。“う”だろ」

「難しいね」

「あ!」

「なに?」

「UA」

「ぶっ!めちゃ干支っぽい!」

「だろ?虎とかと並んでも遜色ないよ」

「そうか、UAか。じゃあ俺はねー。う・・・宇津井健!」

「うわ重厚!」

「うつみ宮土理と悩んだんだけどね」

「そうか。じゃあ俺ね。うーん、うじきつよし!」

「いいとこ来た!」

「うじきつよし、全て平仮名」

「なかなかやるな」

「どうよ」

「う、だろ・・う・・・ウーピー・ゴールドバーグ!」

「そっちで来たか!」

「どうよ」

「くそー、う・・う・・・氏神一番!」

「まさかのカブキロックス!そして古い!」

「O・E・DO!」

「やられたなー!う、ねー。う・・・う・・・う・・・・・」

「はい5・・・4・・・3・・・2・・・」

「あぁ!ダメだ。出て来ねー!」

「はい負けー」

「ちくしょうー!」

「はい一気!一気!」



干支は?



2005.10.25 ある愛の物語。


大学時代から6年も付き合った友人カップルが別れの危機なんだって。
僕は彼氏と彼女両方と仲が良くてですね、なんか交互に相談を持ちかけられまして。
そりゃあお昼時のみのもんたもかくや、ってほどの恋愛伝道師っぷりだったわけですよ。
でね、異なるふたつの視点からひとつの出来事を見たわけですが。
その主張の食い違いっぷりにね、とくに女性の視点のシビアさにね、愕然としてしまいました、というお話です。

ほんの2週間ほど前にね彼氏彼女僕の3人で飲みに行ったときは、それはもう「殺してやろうかしら?」ってくらい仲睦まじかったふたりなんですよ。
君らはアレだね、僕と会うことによって生物学的な優位を再確認しようと言う魂胆だね、と嫌味のひとつも言いたくなったようなその2週間前から一転。
ふたりの距離はまるで上原多香子と新垣仁絵くらい離れてしまったんです。
ヒトエ・ゴナ・ムーヴなんです。

彼氏の側から言わせますと「特に何かがあったわけじゃない」ってことなんですが、彼女側は「こないだ同窓会に行ってから様子がおかしい、浮気してるに違いない」と、一歩も譲らない姿勢。
それを彼氏に問い詰めてみると知らぬ存ぜぬの一点張り。こいつぁ困ったと彼女にそれを伝えてみると「そんなはずないわ。もう絶対別れる」とこちらも強情。
ここで見捨てちゃ男が廃ると彼氏にその旨伝えてみたら「証拠はあんのか?」と開き直って・・・・・って知るかー!

俺はなにか、テレフォンアポインターか?
なんでじゃんじゃん電話が鳴りっぱなしなんだよ。
そんなもん直接話せや!

ということを双方に言った結果。
なぜか、こうして焼肉屋にいるわけで。
彼氏と彼女も一緒なわけで。
非常に険悪なムードなわけで。
僕は早く帰ってあいのり見たいな、とうわの空なわけで。

「ねえほんとは何か聞いてるんでしょ?」
とか言われてもなんとも答えようがなく。
「ほんとに知らねーよな?」
とか問われても曖昧にうなずくしかなく。
「タン塩追加」と呼ぶ声にも覇気がなく。
ただ黙々と、切々とビールを流し込んでいましたら。




私、酔っ払ってしまいました。




言うよー。兄さんぶっちゃけちゃうよー。
お前らちょっとそこに直れ。
いいか、よく聞けよ。
彼氏が浮気しただ?
彼女が話聞かないだ?
そんなもんな。


相手がいるだけマシなんだよ!

ってかよ、「浮気してるかも」なんて
ぐだぐだぐだぐだ言うくらいならな。

お前もしろ!


「彼女が話聞かない」なんて
ごちゃごちゃごちゃごちゃいうくらいならな。


お前も聞くな!


「うわぁ、この人めちゃくちゃだ」
という冷たい視線を強引に快感に変換して
最盛期の北方謙三も真っ青な僕の説教は続きます。

だいたいな夫婦喧嘩は犬も喰わないって言ってな。
そんなもんはいちいち人様に公表するもんじゃねーんだよ。
俺は喧嘩でもいいから女性と話してーよ!
それにな、昔から
「夫婦喧嘩と外れた障子。どちらもハメれば元通り」
なんて言います通り、めおとの喧嘩なんつーもんは、一晩愛し合ってみればキレイさっぱり元に戻るってのが慣わしってもんでございまして、いいからやっちまえって話だよ。
今やれすぐやれここでやれ。

と下品な川柳まで引き合いに出し、要所要所に愚痴を挟みながらの暴走だったわけですが。
だんだん彼女の方が「こいつよりマシか」と思い始めたようで、 なんかもう一回やり直そうかみたいな空気になってやがりまして。


そうか、よかったな、と。
僕はなんか釈然としないまま、
ひとりタクシーに乗って、
一人の部屋に帰って来ました。



2005.10.26 モテモテ恋愛講座。


全国6000万のモテない男性諸君!
今日も元気に妄想してますか?
まあ、モテない君たちには妄想くらいしかできないだろうからな。
ブハハハハ・・・・

やだなー、冗談だよ、冗談。
君らの心がこの手賀沼のように澄んでいることは 僕が一番わかってるからさ。
飾らなく、自分らしく。
今のままの君でいいんだよ。


と、いうのは何の話かといいますとね。
僕、聞いちゃったんですよ。

恋愛必勝法。

これを聞いたら君たちも明日から、
ジャグジーに金髪美女6人くらいはべらせて 札束ばら撒きながら笑う
週刊現代の後ろの方にある広告みたいな生活が送れること請け合い。
ちなみに札束の方は自分でなんとかして下さい。


で、ようやく本題なんですがね。
ある心理学者が実験をしたんですよ。

「優しい男は本当にモテるのか」と。

きっとその学者はモテなかったんだろうな、という勘ぐりは置いといて。

「優しさ」なんてのは女性の好きなタイプランキングの常連なわけで。
「優しければモテる」なんてもはや我が国では定説であるわけですよ。
そうでしょう、みなさん。


と・こ・ろ・が!


その優しさにはちょっとしたテクが必要だったんです。
今わかった。なぜ僕がもてなかったのかが。
優しさだけならバファリンにだって負けない僕がモテなかったのは
単にこのウル技(テク)を知らなかったからなんだ。
そうだそうに決まってる。
ああ、今日まで日々のなんと無駄だったことか。


え?キモ・・・い・・から?・・・顔?
ううん、聞こえない。


でね。
その実験と言うのが4人の男性(A〜D)に、
女性と話してもらうわけですね。
女性の方からは顔が見えないようになっておりまして。

・Aさん→ひたすら褒める
・Bさん→まず褒めて、その後にけなす
・Cさん→まずけなして、その後に褒める
・Dさん→ひたすらけなす

というようなルールで話しかけるんです。
個人的には「このメスブタが!」とか罵り続けたであろう
Dさんの実験風景に非常に興味があるのですが、
その話はまたの機会に。

で、大方の予想に反しまして最も印象がよかったのは、
「褒め続けた」Aさんではなく
「けなして褒めた」Cさんだったのです。

要するにアレですよ。
クラスのヤンキーが捨て犬を拾ってた、とか
クールなビジネスマンが時折見せる笑顔、とか
亀田三兄弟が関口宏に敬語を使ってた、とか。
そういうことなんですよ。

ふだん人見知りなアホが酔って見知らぬおっさんにカンチョーしてた、
っていうのはたぶん含まれないと思います。
ほんとに反省してます。

であるからにして。
「けなして褒める」というのがどうやら恋愛の極意らしいです。


---EXAMPLE1---

男「お前ホントにどうしようもない女だな」

女「だって・・・ぐすん」

男「バカで、グズで、すぐ泣いて・・・」

女「・・・ぐすん」

男「ブスで、化粧が濃くて、単純で・・・」

女「・・・ぐすん・・・ぐすん」

男「だから俺がついてなきゃダメなんだよな」

女「・・・え?」

男「一生・・・守ってやるよ」

女「・・アキラぁ!」

男「アケミー!」(あつい抱擁)

------


やばい。アキラやばい。僕なら惚れる。
ってかこんな簡単なことでモテるのであれば今日からでもすぐに・・・

え?
話す相手がいない?


---EXAMPLE2---

合コンにて。

女1「えー、マミはぁ、結構モテるよねー」

マミ「そんなことないよー」

女2「いやいやー。モテるって。矢田ちゃんに似てるし」

マミ「似てないよぉ」

女1「えー似てるって!ねえ?」

男「似てねー!」

女1+2「え?」

男「全然似てねーじゃん」

マミ「そう・・・だよね・・・」

男「あんなに目大きくないし、鼻も低いし・・・」

マミ「・・・・・」

男「でもさ・・・」

マミ「ん?」

男「俺は・・・お前の方が好きだけどな・・」

マミ「アキラぁー!」

------


どうよ?これならいけるっしょ?
これであなたも明日からモテモテライフが・・・

え?
合コンに呼ばれない?


---EXAMPLE3---

コンビニにて。

女「お弁当の方、温めますか?」

男「・・・必要ない」

女「え?」

男「弁当は家で温める。アンタの力は借りない」

女「・・かしこまりました・・・」

男「・・・・・」

女「ストローはお付けしますか?」

男「なっ!?」

女「コーヒー牛乳にストローはつけますか?」

男「くっ・・・それは・・・頼む」

女「はい?」

男「ストローは付けてくれ。俺にはあいつが必要なんだ!」

女「かしこまりました」

------


ごめん、無理。
ふくらまなかった。
勘弁して。今度合コン呼んであげっから。



というわけで見て参りました恋愛必勝法。
「まずけなして、それから褒める」
という基本テクニックさえ覚えておけば
あなたの印象はウナギのぼり!意中の彼女も思いのままです。
これであなたもモテモテ・ライフ!
次回は「友人からのステップアップ」です。

Let's Enjoy MOTE-MOTE Life!See You Next Time! Bye-Bye!!



2005.10.27 続・モテモテ恋愛講座。


昨日の「恋愛必勝法」に予想以上の反響がございましてね。
戦友(とも)よ、あなたも戦っているのだね、と
胸が熱くなってしまいました。
ここは同じ志を持つ朋友(とも)のために
兄さん一肌脱いでやろうかね、と今日この場所を借りて、
「第2回恋愛必勝法」をご披露させていただきたく思う所存でございます。
要約しますと
「クリスマスが迫って焦るモテないチンカスどもに愛の手を!」
ということですね。

さあ、これを読めば今日からあなたも恋愛マスター。
辛い日々を忘れ、クリスマスの日には
共に笑い合おうではありませんか!(崖の上で靴を揃えながら)
というわけで早速見ていきましょうね。


ところで、みなさんは宝くじを買ったことがありますか?
歳の瀬のお茶の間を賑わす公営のギャンブル。
一攫千金を夢見る庶民の味方。

でね、買った人ならわかると思うのですが
買ってから当選発表までの期間って、夢見ますよね。
当たったらアレ買おう、とか考えますよね。
「その淡い夢の時間を買う」という人もいますが、
宝くじを買う人の多くは、「当たるかも」と考えているんです。
そりゃ当たらないと思うなら買わないものね。
ここまでいいですか。
宝くじを買った人は「自分が当たる」と考えているわけです。


ところが。
人生において、自分が今日「雷に打たれて死ぬかも」と
考えている人がどれほどいるでしょうか?
そんな極ネガティブな人は稀でしょう。
実際に年間何人もの人が雷に打たれているにもかかわらず
「自分には関係ない」と思っている人がほとんどです。


そこで考えてみましょう。
「宝くじに当選する確率」と「雷に打たれて死ぬ確率」 のどちらが高いのかを。
一方は「もしかしたら」と思われ、
かたや一方は「まさか自分が」と思われている二つの確率。
しかし、その本当の確率は!




ごめん、わかんねーや。


ってかたぶん宝くじの方が多い。


違くて、違くて!
なんつーの?ニュアンス?
なんとなくわかるっしょ?言いたいことがさ。

要するにその「まさか自分が」という考えを改めてみよう
ということが言いたかったんでした。
ここまでは大した話じゃないんで読み飛ばしていいです。


そんなわけでですね、本日お届けしますのはこちら
「高嶺の花の攻略法」ということなんです。
いいですか。高嶺の花って諦めているみなさん。
違うんですよ。

高嶺の花ほど狙い目なんです!

いやコレマジで。
ちゃんと言いますとね、人は無意識のうちに自分に見合った相手を求めてしまう傾向があるようで。
これ、なんとかの法則とか言うんですが、まあそんな細かいことは抜きにして(忘れた)。
一般に高嶺の花、と思われるような美しい女性というのはね
それだけで男性諸君の腰が引けてしまうようで
意外とフリーであることが多い、ということなのです。
ほんとかよ、って気もするんですがね。

さらにね、先ほどの話とおもきし矛盾するのですが
人間には相補性というものもございましてね。
つまり自分にないものを相手に求める、ということなのです。

もうね、コレもらったわ。
僕らの独壇場。圧勝ムード。
だって美しい女性との違いでしょ。
もうレポート用紙4,5枚は軽いね。

そんなわけで憧れのあの人が
自分にないものを僕に見出して興味を持つ、
なんてことも十分に考えられるわけです。

さらにさらに!
恋愛の心理には「好意への返報性」ってのもありまして。
相手に受けたのと同じだけの好意を返す、ってことらしいんですがね。

みなさんも経験あるんじゃないですか。
それまでなんとも思ってなかったのに
「あいつお前のこと好きらしいぜ」なんて話を聞いたら
急に気になりだしちゃった、ってこと。

つまりとりあえずアタックしてみれ、という当たり前のことなのですが。
まあ美人に振られる方が、ぶさいくに振られるよりもダメージは小さそうですしね。
ダメもと。

はい、そういうわけでですね。
こいつぁ無理だろ、という美人こそ意外といけるかもって話でした。
本日のおさらいをしておきましょうかね。



1.高嶺の花は意外と淋しい

2.自分にないものを求めるからモテなくてもOK

3.「好き」と言えば、相応の好意が帰ってくるかも

4.でも高嶺の花はテレビのアイドル

5.そうだ、ファンレターを書こう!

6.ひたすら「好き」と書き綴った手紙を投函

7.待てど暮らせど返事なし

8.なんとか住所を調べよう

9.張り込み

10.尾行

11.逮捕

12.起訴

13.実刑

14.服役




はい、みなさん、参考になったかなー?
ちなみに「恋愛必勝法」とか言ってる当人に彼女はいません。

ダイエット食品会社の社長がめっちゃデブ、みたいな。



2005.10.28 まさかの恋愛相談室。


たしかにここのところ恋愛関係の話が続いたのですけど。
まさか、こんなことになろうとは。

あのね、メールを頂きまして。
それがなんと恋愛の相談なのでして。

おいおい、気は確かかい?
僕に恋愛を問うなんて、のび太に微分積分を聞くようなもんですぜ。
タラちゃんにプログレッシブ・ロックを尋ねるようなもんですぜ。

しかし僕も男だ。ここで見捨てたとあっちゃ末代までの恥。
ここはいっちょズバっと解決してやろうじゃないの。
ズバリ言うわよ。(←言わなきゃよかった)



--(以下引用)-----------------------------
はじめまして。
東京で大学生をしているモトといいます。
恋愛必勝法おもしろかったです。
ところで僕は今、家の近所のコンビニの人が
本気で好きになってしまいました。
恋愛マスターのddさんならどうしますか?
どうか教えてください。
-----------------------------------------



ということでね。
まあ確実に何か勘違いしているようなのですが。
どうやらコンビニの店員さんに惚れてしまったようですね(見たまま)。
で、意外というかなんと言うか、コンビニの店員ってのは実は 難易度的にはトップクラスなんですよね。
最難関クラス。灘高クラス。
看護婦のひとつ上、スチュワーデスと2ゲーム差、みたいな。

何が難しいかって、コンビニってレジふたり一組じゃないですか。
しかも女の子が入ってる夕方時とかって店長なんかも店にいるんで、
もうね話しかけるタイミングさえもないんですよね。
うーん、困った。出鼻くじかれた。

でも諦めるのはまだ早い。そのための恋愛相談ですものね。
お兄さんに任せておきなさい。
確実な方法教えたげっから。




【コンビニの店員を落とす方法】

1.まずそのコンビニの親会社の株を25%以上取得します。


なんつてー!
ジョークだよジョーク。

まじめにやります。




【コンビニの店員を落とす方法】

1.まず、そのコンビニが見えるマンションを最低2部屋確保します。


なんちてー!
怒った?怒った?メンゴメンゴ。

ほんとにマジメにやりましょうね。
えー、人間には「単純接触の効果」なんてものがありまして
誰かと単純な接触を繰り返すだけで、その人に好意を持ちやすい
なんて説なんですがね。

待て、早まるな。
「接触」っつってもほんとに「触る」わけじゃないから。
毎日コンビニ通ってタッチとかし続けたらマジで
捕まっちゃうから。下手したら別料金とられっから。

で、この場合の「接触」とはつまり「会う」ということで、
そもそもこの実験が写真を使って行われたことからもわかるように
ただ視界に入る、業務的な会話を交わすなどでも十分なわけです。

つまり、コンビニの店員に惚れた場合は
まず足繁く通うことから始まるわけです。

例えばこんな話があります。




--------
あるさえない男が駅前にある花屋の前を通りかかりました。
ちょうどその時、店内から鉢植えを重そうに抱えて出てくる 店員さんを見かけたのです。
一目ぼれでした。
まるで体に電流が走ったように、男は恋に落ちてしまったのです。
奥手でそれまで恋愛とは無縁だったその男。
しかしこの燃え上がるような恋は止められない。

男は花屋を訪れて、バラの花を一本買いました。
今日はそれが精一杯でした。

男は次の日も花屋に行き、またバラの花を買いました。
次の日も、その次の日も。
男は毎日花屋に通い、一本ずつのバラの花を買い続けました。
「ありがとうございました!」
彼女のその声を聞くだけで、男は幸せだったのです。

数ヶ月が過ぎたある日。
男に店員さんが声をかけました。


「バラ、好きなんですね」

男はどきどきしながら応えました。

「ええ、大好きです」

すると店員さんは言いました。




「ぶっちゃけ、キモい」


--------


まあ、バラはねーよな、バラは。
バラって顔か! みたいなね。
要するにアレだ。

花屋は、やめとけ。

本題とはなんの関係もないわけですが。

そんでね、何度も通ってある程度顔なじみになりますよね。
そしたら次は「偶然の出会い作戦」ね。
顔なじみなんだから駅とかそのへんで会っても
「あ、どうも」くらいの挨拶できるじゃないですか。

じゃあどうやって「偶然会う」かといったら
それは地道な努力しかないわけで。
どんな努力かというと、それはここで書くと
僕の社会的信頼が失墜してしまうわけで。
もう「がんばれよ」としか言えない。
がんばれば「偶然会う」ことだってできるはずだ。

わからない?
じゃあヒントね。
ヒントは「張り込み」「盗聴」「尾行」・・・
うそうそうそうそ!
僕知らない。何も言ってない。




・・・・・。


で、努力が実って偶然出会いました。
そんで「どうも」「あ、どうも」みたいな
ぎこちない挨拶をしました。

さあ、それからどうする!








そんなもん知るか!



それがわかれば苦労はない、と。


でもまあこれでスタートラインには立てた。
これからどう進むかは君次第だ。

君の前には無数の分かれ道があり、
急な上り坂や、面倒な回り道もあるだろう。
そして、その道を進んだ先にゴールがあるかさえもわからない。

それはうんざりするような道のりだろう。
時には投げ出したくなるような茨の道だろう。

だけど。
これだけは覚えておいてくれ。
君のがんばりを影ながら応援している僕がいることを。
必死で進む君に心からエールを送る僕がいることを。
君はひとりじゃないんだ、ということを。

だから・・・その・・・もし、もしもだよ。
うまくいくようなことがあったら。
君とコンビニの娘が付き合うことがあったら。




お兄さんのためにコンパをしてください(土下座)




2005.10.31 奇跡の遅刻。


1950年3月1日水曜日7時30分。
アメリカ、ネブラスカ州ベアトリスにあるウェストサイド・バプテスト教会でガス爆発が発生しました。
教会は跡形もなく吹き飛び、毎週水曜日にその教会で練習をしていた聖歌隊メンバーの生存は絶望的だと思われました。

しかし。
真面目で今まで遅刻などしたことのないメンバー15人全員が
その日はなんらかの理由で練習に遅れ、九死に一生を得ていたのです。

ある姉妹は車が故障したため近所の女子高生の車に便乗することにしたのですが、
その女子高生がいつもは簡単に終わるはずの学校の宿題に手間取ったため出発が遅れました。
また別の女子高生は一緒に行くはずのメンバーが7時30分までラジオ番組に夢中になっていたために遅れ、
ある主婦はアイロンがけに夢中になり、
またある者は延ばし延ばしにしていた手紙を書いていました。
また震えるほどの寒気を感じて家から出ることができなかった者、洋服についたシミが気になり引き返した者もいました。
ピアノ担当の青年は眠気を感じてひと眠りをし、
聖歌隊のリーダーである彼の母親は今日に限ってもう少し寝かせておいてあげようと思いました。
そして牧師の時計そのものも遅れていたのです。




「うん、いい話だね」

「そうでしょう?」

「で、今日はなんで遅れたの?」

「寝坊しました」

「明日から来なくていいから」




遅刻言い訳セレクション Vol.1「話題のすり替え」

→失敗





モドル

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